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特別4コマ

開発コラム

第八回 帝国空軍機解説 その2

シュレスベルク帝国空軍機の歩み その2
【Ma-9 Wildgans】 ヴィルトガンス

  Ma社製の地上機。
  双胴双発二人乗りで、右の胴にパイロットシート、左の胴に爆撃手が座り、下方窓も存在する本格的な爆撃機のはしり。その仕様の割にはサイズがコンパクトに出来ているのも特徴。
  胴内に爆弾を格納できるが各胴の上半分を燃料、下半分を爆弾の格納庫としているゆえ、爆装した状態で攻撃を受けると派手に爆発する。そのため『Hanabi』と揶揄されたほどであり搭乗者は命がけであったと言われているが、初の計1tの爆弾を積載可能な爆撃機でもあった。
  爆撃後の燃料位置に起因する重量バランスの低下も双胴機にすることで解消しており、逃げ足は天下一品。ケーファーを護衛に付けた爆撃任務は、この頃の帝国のスタンダードな戦い方だった模様。

【La-19 Brigitta】 ブリジッタ

  La社の地上機。
  胴体下部に翼面があり、左右に一発づつケーファーのエンジンを載せた外観は言うほど妙ではなく、むしろスタンダードな形態をしている。このエンジンのお陰でペイロードは一気に4tにまで跳ね上がった。
  その後、改修・改良が進みベストセラーとなる。

【La-20 JaktKafer】 ヤクトケーファー

  La社の水上艇シリーズの一機。
  大戦後、他国の航空機の性能がケーファーに迫っていたが帝国もそれを傍観してはいなかった。ほどなく帝国はヤクトケーファーをロールアウト、エンジン性能や軽量化により更なるアドバンテージを見せ、戦後燻っていた各国の国境線で無敵を誇ることとなる。

【Ma-11 Heuschrecke】 ホイシュレッケ

  Ma社製の地上機。
  単発の攻撃機で、ケーファーシリーズからの置き換え需要を狙っての開発だったが、実際は川の使えない山岳部で多く採用され補完的な役割を果たした。
  胴下部に翼、牽引式、スマートな機体形状と、その後の航空機のスタンダード的な形状をしている。

【A12 Brunnenbergen II】 ブリューネンベルゲンツヴァイ

  アーレン社の誇る硬式飛行船。
  建造前から帝国軍への納品が決まっていた機体で、ベースデザインはFa13 Kiln(Faは開発者フランク・アーレンの名)だが、こちらはすでに退役している。
  同型機のFA18 Kiln II、FA25 Kiln IIIは高速旅客飛行船の花形機として現役であり、この型の人気が伺える。
  その輸送能力と高速性能、それに加えて安定性も採用の理由となった。
  初号機はA7 Brunnenbergenで、これは先の大戦で撃墜されている(被撃墜時、敵機数十機が取り囲んでなお沈まなかったという逸話がある)。
  建造順はFa13/Fa18/A7/A12/Fa25の順となる。
  本機以降、固定翼機の開発が進み爆撃用飛行船の製造は下火となる。

 

ここではさらに踏み込み、
風色サーフでも謎の多いシュレスベルク帝国の裏の話……
飛行機中心ですけど、を、お送りします。

 

シュレスベルク帝国空軍

  世界に先駆けて初めて組織された「空軍」。組織として運用することで航空機により特化した軍備を整えることに成功し、発展させていきます。その当時、飛行隊を空軍として一つの軍に仕上げることができたのはシュレスベルグ帝国だけでした。

機体型番の話

  とりあえず表に出ている型番としてはLa-20「ヤクトケーファー」くらいしかありませんが、他にもMaで始まる型番もあります。これはメーカー名が違う為です。
  型番の番号部分の付け方はメーカー別の開発認証順であり、制式採用時の型番は歯抜けになりますし、開発機数が少ないメーカーの新型機は他機種より若い番号が付きます。

ペットネームの話

  用途によって区別しており、攻撃機が虫、爆撃機が鳥、輸送機は女性の名前が付きます。例としてケーファーはカブトムシ、シュトラウスはダチョウになります。
  改良型、強化型はツヴァイ、ヤクト等の名称が付加されていますが、これには特にルールはないようです。攻撃特化型にヤクト、他の機能強化でツヴァイ、ドライと付いている模様。
  なお、ストーリーの時代で活躍する最新鋭の爆撃機は「ヴィルトガンス」、輸送機の代名詞は「ブリジッタ」です。

飛行船の話

  飛行船は都市の名前が付けられています。とはいえ、あるルートで登場した際にも名前までは出ていないですね。ちなみに登場したのは「ブリューネンベルゲンツヴァイ」。民間船キルンシリーズの同型機で軍民計5体がロールアウトしたことになっております。風色サーフ内の歴史で最後の旧型飛行船という扱いです。ツェッペリン型の硬式飛行船でモチーフもツェッペリン飛行船ですが、史実と比べると引退が早いのはこの世界の航空機の性能の高さから需要が早期になくなったためです。ヒンデンブルグ号の悲劇がこの世界でもあったかどうかは不明。

開発会社の話

  帝国の軍用機は上でも説明したとおり複数の会社が開発を行い、トライアル形式で採用を決めていっています。大戦終了時点において制式採用されたのは結果二社のみですが、他にも多数のメーカーが開発を行っております。

文責・スタッフB

第一回「階級について」 / 第二回「使われなかった服装」 / 第三回「初期衣装案」

第四回「飛行機追加解説」 / 第五回「キャラクターコメント」 / 第六回「イメージカラー」

第七回 帝国空軍機解説 その1 / 第八回 帝国空軍機解説 その2 / 第九回 ヨーロッパの国々